プリニウス 新潮社(12巻完結)
ヤマザキマリさんとの合作。古代ローマの海軍提督にして希代の博物学者プリニウスの生涯を描きます。各巻の詳細は連載作品ページへ。
山の音 / トマソンの罠 / パシパエーの宴 文藝春秋
1980年代から2000年代にかけて描いたSF/ホラー系の作品をまとめた短編集(並び順に時系列)。『山の音』には大原まり子原作「銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ」を追録。詳しくはこちらで解説しております。
土曜ワイド殺人事件 / 新・土曜ワイド殺人事件 KADOKAWA / 富士見書房
1995年から2004年にかけて複数のマンガ誌に渡って掲載された、とり・みきとゆうきまさみによる2時間推理ドラマのパロディギャグシリーズ。長らく入手不可でしたが2019年3月に電書化されました。
石神伝説 文藝春秋(既刊3巻)
日本各地の「石」にまつわる伝説や古代史を題材にした伝奇作品。未完ですが電書化に際しての著者からのメッセージはこちらをご覧ください。
ロボ道楽の逆襲 / メカ豆腐の復讐 イースト・プレス
雑誌の「◯◯特集」や別冊ムック用に、いわゆる"企画モノ"として描かれた単発読み切りをまとめた作品集(『ロボ道楽』では複数の作品を解体してリミックス。1つの物語としても読める構成になっています)。『メカ豆腐』の表題作は単行本用描き下ろし作品で、現在WEB公開中。とり・みき単体では現時点で最新の単行本です。
しゃりばり / もう安心。 イースト・プレス
『しゃりばり』は中世騎士物語に材を採ったストーリーギャグで、初版は1991年双葉社刊。『もう安心。』は複数の雑誌に掲載された単発読み切り作品のリミックスで『ロボ道楽』の先駆的試みでした。初版は1993年青林堂刊。
ダイホンヤ / ラスト・ブックマン 早川書房
電子メディアの普及で好事家やマニアに特化した文化としてかろうじて存続している「紙の本」。武器の携行が許された書店管理官・紙魚図(しみず)の、前者では巨大書店を狙うテログループとの、続編では世界的なコンテンツ配信企業との戦いを描きます。原作:田北鑑生
SF大将 / キネコミカ 早川書房
『SF大将』は現在も「本の雑誌 おすすめ文庫王国」で描き続けられている古今東西のSF作品のパロディ。電書版では文庫版発刊以降の作品も収録されています。同様に『キネコミカ』は有名映画作品のパロディで、こちらは初版単行本ではモノクロだったページもすべて2色カラーで収録されています。
クルクルくりん 早川書房(全3巻)
80年代に少年チャンピオンで連載されたラブコメディ。文庫用に描き下ろされたあとがきマンガや、初版では所収されなかった番外編も収録。
るんるんカンパニー 早川書房(全4巻)とり・みきギャグが開花したとされる作品。1巻目半分くらいまでなかなか開花しませんが。文庫版あとがきマンガやボツテイクも収録。