坂口芳貞さん 

2020年02月15日

かつての各局洋画劇場の配役には局ごとにそれぞれ個性がありテレ朝「日曜洋画劇場」は開始以来(開始当時は「土曜映画劇場」)伝統的に新劇畑の方を好む傾向があった。登板の多かった坂口芳貞さんは文学座のご出身。いわゆる「重たい声」で威厳のある役や中年以上の黒人俳優の担当が多かったが、中でもモーガン・フリーマンは氏の持ち役の代表格で、多くの作品を担当された。

残念ながら、直接お目にかかってお話をうかがうことはかなわぬままに。個人的にはギャラクティカのアダマ艦長も忘れがたい。