未来人
2021年12月03日
本日はテアトル新宿で行われている角川映画祭の『時をかける少女』の回に行って来ました。既に何十回観たかわからない映画ですが、久々にスクリーンで観てやっぱり名作だと思いました。初見の時はそんなことはわからないのですが、実はセリフのほぼすべてが他の何らかの伏線になっている入れ篭のような映画。タイムパラドックス的な仕掛けであったり、それぞれの交錯した想いの裏返しで出た言葉であったり。原田知世さんが魅力的なことに加え、そういう仕掛けの確認のために何度も見るはめになっているわけです。
高柳良一さんと樋口尚文さんのトークも面白かった。『時かけ』よりその前段の『ねらわれた学園』の話がはずんで『時かけ』まで行き着かないうちに終わったという感じでしたが、初めて知ることも多かった。終演後、コロナ禍で2年ほどご無沙汰だった高柳君とも久しぶりに話せてよかったです。ここでご紹介した、モデラーでもある手塚昌明監督に(まだ監督デビュー前に)作っていただいた深町君のタイム・リープ装置のレプリカを、ぜひ当人にはめてもらおうと思って持参したのですが、それもかないました。