SF大会
2022年08月30日
鉄路で磐梯熱海へ
8/28〜8/29に福島県磐梯熱海温泉で行われた日本SF大会F-CONに行ってまいりました。
SF大会に参加するのはものすごく久しぶり。80〜90年代は毎年のように行っていたのですが、いつのまにか出不精に。今回は吾妻ひでおさんの追悼企画があり3年前に参加を決めていたのだが、コロナ禍による延期の連続で、やっと本年開催の運びになったのでした。
1982年のSF大会TOKON8でいしかわさん吾妻さんと
一通り企画を回ってあてがわれた部屋に戻ると、なんと芥川賞作家の高山羽根子さんが歯を磨いておられるではありませんか。髙山さんの登録名の「高山羽根」も私の「とり・みき」も、性別もジェンダーも不明の名前なので、ミスって同室にされたのか?
お互いもう一度指定部屋を確認したが我々の間違いではない。高山さんは「わ、私はかまいませんが」(なぜ「わ」を重ねるか)といってくださったが、もちろん私が他の男性部屋に移動しました。
いつのまにかロビーに出現していた有名な宇宙人
久方ぶりの大会は、あらたに同室になった人は洗面所のコックを閉め忘れて水を流しっぱなしにするは、わしはわしでマスクのまま風呂に入って顔を洗おうとするは、見た目参加者の2割は杖を突いているは......という老人の集いになっていたが、飛び交う言葉は40年前と変わらないのだった。
ホテルの庭に面した足湯 極楽…
吾妻部屋とサイン会にお越しいただいた皆さん、どうもありがとうございました。運営の方々も3年越しで本当にお疲れ様でした。磐梯熱海はちょうどいい田舎で、遅い夏休み気分に浸れました。帰り際には須賀川まで足を伸ばし特撮アーカイブセンターを覗いてきたのでした。ここもけっこうな田舎だったなあ。